レジオネラ症感染防止事業

スタッフの声

レジオネラ属菌防除スタッフに聞くダステックの“働く”こだわり

徹底した現場第一主義。大切なのは「施設側の人間として」妥協のない作業を行なうこと!


Q・小坂さんのレジオネラ属菌防除のキャリアは?

小坂修二7年程前になりますね。もともとカビ処理部門の仕事をしていたんですが、レジオネラ防除の需要が高まってきたので、この業務に携わるようになりました。専門性の強いジャンルですから、最初はわからないことばかりで、やはり不安でしたよね。

現場でのひとつひとつの作業や、茨城県央防カビ業共同組合の仲間と情報交換して得た知恵、また、当社のアドバイザーをしてくださっている長谷川博先生のお教えに沿って、これまで頑張ってきました。奥の深い世界ですし、万にひとつの間違いもあってはいけませんから、自分としては、まだまだ日々勉強ですよ。

余談になるかもしれませんが、長谷川先生には、現場で気がかりに思ったことがあった場合、その場で電話をして相談しています。例えば「汚れが多く出るんですが、どうしてでしょう?」というような。やりとりを通し、原因をその場で探り、すぐ解決するようしています。問題を先送りにしてしまうと、どんどん症状は深刻化してしまいますから、“迅速に対処する”点は大事にしていますよね。

Q・作業で注意する点は何ですか?

作業場の様子もちろん必要な知識はたくさんありますけれど、実は作業そのものに難しいことはないんです。きちんとするべきことをするだけ。

防除すべき相手は肉眼では見えない微生物。例えば露天風呂コーナーであれば、目の届きづらい石の間などの発生しやすい場所を中心に、全体を丁寧に消毒する、と。他にも配管内や連通管などのいくつかのポイントがありますから、当社の培ってきたノウハウに沿って、まじめにコツコツと作業することに尽きるんだと思います。

どんな仕事にも言えることではありますが、「こんなもんでいいだろう」っていう安易な妥協や手抜きが、とりわけ命取りになる業務ですから、そこは意識して初心を忘れず取り組むようにしていますね。

Q・作業そのもの以外でのポイントは?

自分は現在18ヶ所の施設を担当しているんですが、その全ての場所で365日24時間ずっと見張り続けることはできませんよね。ですから各施設の方に、レジオネラ属菌が出ないための管理方法や気をつけるポイントをしっかり伝達しています。

それと、私が巡回する合間に起きた機械トラブルなんかも含めて、少しでも気になる点が生じた場合、逐一連絡いただくようにお願いしています。やはり施設内の状況の変化は、担当者として知っておくべきだと思いますから。中には気を遣ってくださり「こんな細かいことで電話したら悪いかな?」という方もいらっしゃるんですが、不安や問題が起きた場合は「できる限り素早く対応しますので、遠慮なさらないでください」と説明させていただいています。

クライアントの方々には、何でも相談してもらえる親近感・信頼感を持っていただけるよう、ふだんのコミュニケーションの部分でも意識していますね。

Q 小坂さんはどんな気持ちで仕事に臨んでいますか?

小坂修二単なる外注スタッフではなく、出入りさせていただく施設側の人間なんだと思って作業しています。その部分に関連して、これは社全体の考えでもあるんですが、当社側の担当スタッフは決して担当替えをせず、そのクライアントに対して絶対的な責任感を持って取り組みます。

一度担当したら、同じ人間がずっと面倒見る、と。担当する人間がコロコロ変わるようでは、やはり施設の方も不安に感じるでしょうし、意思の疎通をはかるのも難しいと思うんですよ。そんなあやふやな関係では“いざ”という時に適切な処置を施すこともできないですよね。そもそも我々の仕事は、“いざ”の場面が起こらないように従事し、またそれを実現し続けているんですから。

これからも取引先施設が潤滑に運営いただけるよう、徹底した現場第一主義で「絶対にレジオネラ属菌を出さないこと」を指針に、お役立ちし続けていきたいですね。


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